地球規模の伝染病により、唯一とり残されてしまった地球最後の男、ヨリック・ブラウンの旅を描いた傑作グラフィックノベルの邦訳版第2巻が早くも登場!
ある日突然、地球上からY染色体を持つすべての哺乳類が、地球規模の伝染病により瞬く間に死滅してしまった。ただひとり残されたヨリック・ブラウンは、離れ離れになってしまった恋人を探し求めて、ペットの猿アンパサンド、政府工作員「355」、遺伝学者のマン博士と共に旅を始める。なぜ彼は「地球最後の男」となってしまったのか…
第2巻では、国際宇宙ステーションに滞在していた宇宙飛行士の女性1人と男性2人を乗せた宇宙船ソユーズが、帰還の途につく。ヨリックは地球最後の男ではなくなってしまうのだろうか? さらに、アリゾナへと向かうヨリックたちは、高速道路インターステート40に築かれたバリケードによって足止めを食らってしまう。そこにいたのは、アメリカ政府に恨みを抱く民兵組織“アリゾナの息子”だった…
近年、トップクラスの人気を獲得したコミックブックシリーズのひとつで、アメリカコミック界で最も権威のある「アイズナー賞」の3部門を受賞。世界的ベストセラー作家スティーヴン・キングをはじめ批評家からも絶賛された傑作中の傑作。
巻末には、原作者ブライアン・K・ヴォーンによる本書収録の「第18話(Safeword:第1章)」脚本全文の邦訳を掲載。